2025年6月25日（水）「卒業研究(田野ゼミ)」授業内で、

過労死を考える家族の会　佐戸恵美子氏、旬報法律事務所の小野山 静弁護士をお迎えし、

「働くことについて考える ～労働トラブルから自分を守る～」を開催いたしました。

 

佐戸氏は、2013年７月にお嬢様の未和さん（当時、NHK首都圏放送センター記者）を極度の過重労働のため亡くされ、

過労死遺族として現在まで講演活動を続けていらっしゃいます。

生前の未和さんが出演されているニュース映像や資料をもとに、

未和さんが強いられていた過酷な労働状況や、訃報後のNHK側の不誠実な対応、また、遺族の辛い現実や苦しい思いをお話いただきました。

 

続いて、小野山弁護士に「未来あるみなさんに伝えたいこと」をテーマにご講演いただきました。

仕事との向き合い方や、自分のことを大切にするために知っておきたい労働法制の基礎知識と職場内で起こる労働問題のモデルケースについて、

分かりやすくご説明いただきました。

 

参加した学生たちにとって、「過労死」という社会問題に直接向き合うと共に、

実社会において自身の身に起こるかもしれない労働問題から身を守る方法について学ぶ貴重な機会となりました。

 

 

 

文科では、学生が働くことに対する意識を高め、実社会で活躍できる知識とスキルを涵養するための様々なプログラムを実施しています。

 

代表教員：文科　グローバル?コミュニケーションコース　専任講師 田野 恵

 

 

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